この記事でわかること
- 内部対策とは?
- 内部対策の必要な理由
- クロールの最適化
- インデックスの最適化
初心者向けに最初に考える内部対策についてまとめました。
こんにちは
初心者向けに、SEOの内部対策について詳しく説明しています。内部対策は本来かなりの数の対策がありますが、まずは最低限やっておくもので良いと思うます。
なぜならWEBサイトの記事数が少ないうちはSEOばかりに気を取られてしまい、本来の目的の記事作成(コンテンツの充実)といったところが疎かになってしまいがちです。
まずは最低限の対策をしていきましょう。
【2023年8月】初心者でも5分でわかるSEO内部対策を解説
内部対策とは?
内部対策とは、SEO対策の一種でサイトの内部に対して行う対策のことを言います。
SEO対策とは、自分のWEBサイトがGoogleの検索結果で上位表示される為の対策を言います。上位表示されるという事はそれだけ多くの人が見ていることになります。
自社商品やコンテンツサービスなどを販売した際も集客に困らない環境を作れるため最重要項目となります。
SEOとは?こちらに詳しく書いてます。
内部対策の目的:内部対策が必要な理由
SEO内部対策が必要な理由、GoogleにWebサイトを正しく認識(クロール)させ、検索インデックスに登録(Googleのデータベースに保存)するためです。
Googleは、次の3つのプロセスを経て検索結果にページを表示しています。
- クローラーがWebサイトの情報を収集する
- 収集したページを検索インデックスへ登録する
- 検索順位を決定する
Googleが正しく認識して、ユーザーにも分かりやすいサイトを作ることが、Googleから高い評価を受け検索結果の上位に表示される事につながります。
内部対策①:クロールの最適化
サイトの単純化
サイトの単純化とは、ユーザーやクローラーができるだけ簡単に必要な情報にアクセスできるようにWEBサイトを整理することを言います。
具体的には、記事内に内部リンクを添付(自分の別記事を貼り付けて理解度を高める)つまりユーザーやクローラーが目的のページにたどりつけるように適切なリンクを貼ることが重要です。
Googleはサイト内のリンク階層を単純化することを推奨しています。
検索エンジンの最適化(SEO)スターターガイド
パンくずリストの設定
パンくずリストとは、サイトの階層構造をリスト化したナビゲーションのことを言います。
楽天やAmazonなど大きなサイトでは奥深く入っていくと自分のいる場所が分からなくなたり、たとえば「3つ前の階層に戻りたい」などの時に便利です。
パンくずリストはWordPressを使用していれば、プラグインで簡単に実装できるのでぜひ使ってみてください。
XMLサイトマップの送信
XMLサイトマップとは、検索エンジンのボット(クローラー)に対して巡回を促すURLを伝えることが出来るサイトマップファイル(xml形式)のことを言います。
クローラーは世界中のWEBサイトをクロール(巡回)しているため、とても忙しくサイトを立ち上げてもすぐには『クロール』しにきてくれません。
ですのでこちらから『記事作成できたよ〜』とアピールする事ができます。
それをXMLサイトマップの送信と言います。
Googleサーチコンソールにてサイトマップの送信はできます。
サイトマップの送信の仕方はこちらの記事『Googleサーチコンソールの導入→サイトマップの更新』にて詳しく解説しています。
セキュリティ強化(SSL化)
SSLとは「Secure Sockets Laye」の略で、Webサイトから送信される情報を暗号化する技術のことで、個人情報や個人データが盗まれるリスクを減らします
具体的にはWebサイトのURLが「http」→「https」に変わり、暗号化されるとURL欄の左側に「鍵マーク」がつくようになります。
【SSL化はプラグインにて簡単に設定】
WordPressの『プラグイン』→『キーワードにSSLと入力』するだけでトップに出て来るほど人気の高いプラグイン。『インストール』→『最適化をクリック』で完了。
とっても簡単です。
不要なページは見せない(noindex)
noindexとは、Googleの検索エンジンが対象のページをインデックス(検索エンジンのデータベースに登録)しないようにするためにおこなうことをいいます。
具体的には、エラーとなるページや、コンセプトページ、サンキューページなど、情報発信を目的としていないもの、SEO対策の妨げになってしまう記事に対して設定するとよいでしょう。
設定の仕方は簡単です。
クローラーに認識されえたくない記事の1番下のページまでスクロール「noindex設定にチェック」すればいいだけ。
今回はWordPressサイト『JINのテーマ』にてやり方をご説明しています。
内部対策②:インデックスの最適化
タイトルの最適化
タイトルとは、あなたの記事を的確に表現するページ名前のこと言います。
検索結果で1番大きく表示され、ユーザーが実際にクリックする箇所になります。
沢山の中からクリックしてサイトに流入してもらうには、どこよりも魅力的なタイトルをつけることが重要になってきます。
Googleの公式でもこのように述べています。
タイトルリンクは、検索結果上でリンク先のページの内容をユーザーが一目でわかるように表示し、検索クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで重要な要素です。どのページにアクセスするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトルを設定することが求められます。
以上のことを意識して適切なタイトルを設定しましょう。
メタディスクリプション(meta description)の設定
メタディスクリプション(meta description)とは、Googleなどの検索エンジで検索した時、検索結果の画面でタイトルの下にある(赤枠で囲っている部分)説明文のことを言います。
ページの内容をわかりやすく要約したものを記載することでクリック率がUPします。クリック率がUPすることで、Googleに良い記事と認識され上位表示されやすくなります。
【メタディスクリプション(meta description)の設定場所】
WordPressの投稿ページの1番下までスクロールするとメタディスクリプションの記入欄があります。そこに記入しましょう。(こちらはAll in One SEOのプラグインを導入しています)
見出しタグの設定
見出しタグとは、サイト記事を『読者が読みやすく』また『クローラーが理解しやすい』ように要点を適切に区切り構成するための設定です。
各見出しは、h2タグ・h3タグを使い文章構成を分かりやすくさましょう。
すると目次はこのように反映します。目次もまた一目見たら内容が分かる目次が良いとされています。(目次のデザインはテーマによって変わります。こちらはJINテーマを使用)
パーマリンクの設定
Googleが公式でパーマリンクいついて解説しています。
シンプルな URL 構造を作成する。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
ウェブサーバーで URL の大文字と小文字が同じように扱われる場合、すべてをどちらかに変換すると、URL が同じページを参照していることを Google が判別しやすくなります。
可能な限り、不必要なパラメータを削除して URL を短くします。
サイトに壊れた相対リンクがないかどうか確認します。
また、デフォルトではパーマリンクに投稿日が表示される設定になっています。
SEO的には特に問題はなのですが、記事の新鮮さといった観点では、1年も前の情報を見たいでしょうか?
パーマリンクの設定を変更したら、過去記事のパーマリンクも全て変更しなくてはいけません。
記事が増えれば増えるほど、変更が大変になるので早めの変更をお勧めします。また内部リンク(記事の中に自信の別記事URLを貼る行為)も必ず変更しておきましょう。
こちらにパーマリンクの変更方法の説明をしています。
モバイルでも見やすくする
Googleはスマホから快適に閲覧できるサイトを評価する傾向にあります。
Googleはスマホを『モバイル』と呼んでいるため、モバイルの最適化はつまりスマホ向けのサイト作りをしましょう。ということです。
以前はパソコンユーザーがメインで、モバイルユーザーに対する対策は『やっておいた方がいい』くらいでしたが、近年はモバイルユーザー増えたことで、モバイルの最適化が重要視されています。
よくある失敗は、PC向けで文章構成した時、モバイルで改行箇所などが不自然になってしまうことがよくあるので、必ずモバイルにて確認しましょう。
例)この場合PC表示では見やすですが、スマホでは改行が多く見づらい。
細かく改行を入れるのでなく、ひと文ずつで改行すると見やすい。
このように、スマホページを確認してアップしましょう。
ページ速度を最適化|表示スピードの改善方法
Googleが重要視しているのがサイトの表示スピードです。
また、Googleの評価基準の一つにベージの読み込み速度が速いものは、ユーザーのストレスが少ないため、優良サイトと評価され上位表示が見込めます。
ページの読み込み速度が遅くなる原因の一つに、画像の重さが重いといった原因があります。
Googleが無料で提供しているWEBサイトの表示速度を測るサービス『PageSpeed Insights』で確認し、画像を軽くしてくれるプラグインなどを使って対処しましょう。
こちらでチェックできます。PageSpeed Insights
お勧めプラグインはこちらです。
まとめ
いかがでしたか?
- 内部対策とは?
- 内部対策の必要な理由
- クロールの最適化
- インデックスの最適化
SEO内部対策についてのやり方とご説明でした。
全てはユーザーの満足度を満たすための設定や考え方で、それらはGoogleの評価にも影響することがわかりましたね。
Googleの理念は
そのために必要なコンテンツを作ることが集客や売上に直結していきます。
ぜひ皆さんも、内部対策やってみてください。