この記事で分かること!
最強に売れるセールスライティングの型
- セールスライティングについて解説
- PASTORフォーミュラの解説
- 使い方(例文)
こんにちは
今回は、プロのライターも有名YouTuberも使う最強セールスライティングの形「pastor(パスター)フォーミュラ」をご紹介します。
- 動画コンテンツを作りたいけど、台本の作り方が分からない
- 高単価のコースなどを販売するときに、うまく誘導できるセールスの型があったら知りたい
- ダイレクトメールやLINEで商品を紹介するときの文章構成が知りたい
と思っている人におすすめです。
ちなみに有名YouTuberとは!
1年で年商3.6億円達成した実績を誇る「イングリッシュおさる」さんです。彼もこの「pastor(パスター)フォーミュラ」を取り入れて、動画の興味付けをしています。
おさるさんの動画は常に何十万再生もされる人気コンテンツです!
こちらの記事もお読んでもらえたら嬉しいです。
ではこの最強の型「pastor(パスター)フォーミュラ」をご紹介しますが、その前にセールスライティングについて少しお話しさせてください。
セールスライティングとは?
セールスライティングを一言で説明すると、
「買いたい」という気持ちにさせ、実際に購買につなげるためのライティング(文章)テクニックを言います。
そして、「セールスレター」という言葉もあります。
両者の意味はほぼ一緒ですがセールスレターの背景には少し歴史があります。
この歴史がわかるとこれからご説明する「pastor(パスター)フォーミュラ」を正しく理解して使えると思うので少し説明させてください。
セールスレターとは、直訳すると「販売のための手紙」と言います。
「販売のための手紙」とは、商品やサービスを売るために特化した文章で書かれた手紙をいいます。
米国で生まれ、発展してきました。
アメリカは非常に国土が広いため、昔から通信販売が盛んでした。
「カタログ」や「ダイレクトメール」「チラシ」などを郵送して「こんな商品があります!いかがですか?」と紹介して商品を売っていたのです。
その中で、売り上げを上げるためには
-
「どのような文章を書けばいいのか」
-
「どんな封筒を使えばいいのか」
-
「どんなメッセージを書けばいいのか」
と真剣に考えるうちに、その方法やデータが蓄積され、ダイレクトマーケティングとして発展していったそうです。
インターネットが発展した今では、手紙ではなく「ランディングページ」や「ダイレクトメール」「広告」「ブログ」「YouTubeなどの台本」などで多く使われています。
この「pastor(パスター)フォーミュラ」をどの場面で使うかによりますが、現代ではほぼ対面での接客で使うより、ブログやSNSなどで使うことが多いと思います。
お客様の表情を見ずにものを販売するのは、とても難しいことです。
ぜひこのセールスレターの歴史のように
- 「相手が何を求めているか?」
- 「誰にどんなものを届けるか?」
- 「どんなことに悩んでいるか?」
相手の気持ちになって真剣に考えて「pastor(パスター)フォーミュラ」の型をうまく使ってみてください。
それではお待たせしました。
pastor(パスター)フォーミュラとは?
pastor(パスター)とは元々「羊飼い」を表す意味で、フォーミュラは「方程式・方法」などの意味があります。
「迷える羊(=お客様)」を統一して「指定の場所(=理想の場所)」へ導く事ができる存在のことをいいます。
羊飼いの仕事を想像してください!
それは、羊の世話をして、餌をやり、大切に育てること。その時、羊飼いは羊に対して愛情を込めて行っているはずです。
それと一緒で、見込み客や顧客・読者に向けて文章を書くときも、これと同じように愛情深く、面倒見の良い役を演じて書く。そんな型です!!
pastor(パスター)には6つの意味がある
6つの意味に沿って正しく伝えることで、お客様(読者や視聴者)の心に響く文章を作ることができます。
P(問題提起)『あなたはこんなことで悩んでいませんか?」
A(共感)『このままでいると悩みは深くなっていきますよね?』
S(自分のストーリーと解決策)『私は〇〇で解決しました』
T(他の人の証言)『友人も同じく〇〇で解決しました』
O(商品のオファー・セールス)『ここで初めて商品を紹介』
R(最後の一押し)『商品購入やLINE登録など最終目的を促す』
それでは1つずつ見てみましょう。
【P】Problem(問題)・Person(人物)・Pain(痛み)
【P】ここでは3つのPがあります。
・Person(人物)=ターゲットはどんな人か?
・Problem(問題)=ターゲットが抱える悩みはどんな事があるか?
・Pain(痛み)=悩みからくる苦痛はどんなことか?
この3つを考えます。
まずは、お客様の悩みに寄り添い問題点を明確にしていくこと『こんなことに困ってませんか?』など、いきなり商品のPRをするのではなくお客様自身のことについて話すことで親近感を得られます。
例文)
・ターゲット:40代の主婦
・悩み:家事と育児で手はカサカサ・爪はボロボロ
・苦痛:人前に手を出すのが恥ずかしい。手が老けて見える。爪がすぐに欠けてしまう。
【A】Aspiration(憧れ、共感)・Amplify(増幅)
【A】ここでは2つのAがあります。
制約につながる最大の鍵になってきます!
実はこの【A】をおろそかにする方が多いです!必ず押さえておきましょう。
・Amplify(増幅)=ターゲットの解決したい(悩み)を解決せずに放置していた場合の結果(デメリット)を強調します。
・Aspiration(憧れ、共感)=悩みが解決されたとき、どんなハッピーな現実が手に入るか。なりたい自分になれる・本当の自分になれるなど、憧れをリアルに想像できるように伝ましょう。
『自分もそうだった』『同じ事に悩んでいた』などの経験を話すことで、お客様(視聴者)からの共感を得ることで親近感や信頼感を高めていく事もできます。
例文)
・デメリット️:カサカサの爪は欠けやすく脆いせいか。気がつくと深爪になり俗にいう男爪(丸く詰まった爪)になっていきます。
私も過去に仕事で薬剤に負け手と爪がいつもカサカサで爪か汚いのが恥ずかしかったので、短くしていたら、爪がどんどん小さくなり指先が丸く深爪になってしまいました。とても綺麗な手とは言えなかったです。
・共感:綺麗な縦長の手だったら、素敵なネイルをしたりお気に入りの指輪でおしゃれできるのに、この手じゃね・・・と女性らしい手が羨ましかったです。
【S】Story(物語)・Solution(解決策)・System(システム)
【S】は3つのSがあります。
・Story(物語)=自分の失敗談やダメっだった経験談
・Solution(解決策)=どのように解決したか具体的なストーリー
・System(システム)=解決方法(販売したい商品)
過去のダメだった自分の失敗談からそれを解決した具体的なストーリーを話していきます。
『ある人に会って変わった』『問題解決するため商品を見つけた』などの具体的解決策を提示していきます
例文)
失敗談:自分の爪がコンプレックスで、やっと直した噛み癖、でも爪は小さく、つけ爪はすぐ取れる、マニキュアはすぐ剥がれる、そもそも爪自体の形が悪い。友人の男の子に俺と同じ爪してると言われてさらにショック。
解決策:どうやったら綺麗に見えるか、雑誌で調べたりドラックストで爪磨きセットたるものを購入してみたり。結果満足できず。そんな時友人がネイルサロンに行ってとても綺麗な爪になっていました。元々綺麗なんだよね。
解決方法:羨ましいな。と思って聞いたら、実は元々チビ爪でネイルは人工の爪でできている。というではないですか!
【T】Testimony(証言)・Transformation(変身)
【T】は2つのTがあります。
・Testimony(証言)=問題が解決した人の体験談・感想・証言
・Transformation(変身)=こんなに変わったなどの変化・実績
『私以外の人も同じように成功した』とい話しをする事で信頼感をさらにアップしていきます。
例文)
証言:実際にネイルサロンに行ってみた結果、生まれて初めてみる女性の手がそこにありました。不思議なことに爪が綺麗になると手まで綺麗に見えるのです。
変化:そんな体験から今では私自身がネイリストとして、お客様を綺麗にする立場になっています。実際に私と同じような爪を噛むクセ・乾燥からくる欠爪・深爪など様々な爪の悩みを解決する『爪を育てる育爪メニュー』により皆様、縦長の綺麗な爪へと変貌しています。
※ビフォーアフターなどの写真を提示するのも良い
【O】Offer(オファー)
【o】はOffer(商品のオファー)=ここで初めて商品の紹介をします。
『次はあなたの番です』『私達が成功した(ノウハウ・商品・やり方)を教えます』など具体的なオファー内容を示します。
商品内容・商品から得られるベネフィット・価格・販売条件・特典などなど、、
その中でも核となる要素が3つあります。
- 価格
- 特典
- 保証
ベネフィットとは「顧客がサービスや商品から得られる恩恵」「顧客が得をすること」「顧客が満足すること」」など言います
例文)深爪・縦筋・2枚爪などにお悩みの方、手にコンプレックスがある方に、『爪を縦長の綺麗な爪に育成するジェルネイルシステム』をご紹介です。
早い方で3ヶ月で劇的に変わります!
初回からしっかりと経過観察できるように、写真や動画で毎回変化を確認できます。
- 価格:〇〇円(6ヶ月コース)
- 特典:爪をより早く健康に育成するための美容液プレゼント
- 保証:当店では万が一ジェルが合わない方のために無料お直し期間あり
【R】Response(レスポンス・行動)
【R】は、Response(レスポンス・行動)=購入や登録などのレスポンス(行動)をするための最後の一押しをしてあげます。
『数に限りがある』『○名限定』『残り○日で終了』『今回限定特典』などで緊急性や希少性を出すことで即行動をできる環境を作ります。
この『緊急性・希少性』を出すためには「GDTの法則」を理解するととても簡単です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
例文)
そして、今回期間限定でLINE登録をしていただいた方に30名限定で1,000円OFFのクーポンを配布しております。
話を聞いてみたい方、カウンセリングだけでもOKです!
一生気にして手を隠す人生か、人に自慢できる人生か。
ぜひこの機会にコンプレックスを解消して綺麗な手をゲットしてください。
実際にpastorフォーミュラを使った動画をご紹介
では、実際にこの型を使った有名YouTuberをご紹介ます。
1年で年商3.6億円達成した実績を誇る「イングリッシュおさる」教育英語系のコンテンツをYouTubeで発信
おさるさんの動画では、冒頭の2分でその後の動画の興味付けをしています。ぜひ最初の2分に注目してみてください!
【P】
たしかに、普通に考えたら早く読めるようになるためには量が必要だから、たくさん英語を読んだほうがいいって思いますよね?
でも実際のところ、英語を早く読むためには英語をたくさん読む必要は全くないんです。
みんなも経験あるんじゃないかな?多読をして、英語を読む量を増やしてみたけど
英語を早く読めるどころか、わからないところが多すぎて、全く理解できないという経験ありますよね 。
僕も過去に英語を早く読むために、英語を大量に早く読む練習をたくさんしていました。
【A】
ただその「やり方」そのものが、英語が早く読めるようにならない要因の一つだったんですね。もしこの方法を僕がやめなかったら一生、英語を早く読めるようにはならなかったと思います。
【S】
ただ今日紹介することを徹底するだけで英語が2倍以上、速く読めるようになります。それどころか自分の意識で英語を読むスピードをあげるとかではなくて自然と早くなります。
【T】
実際に僕も今日紹介する方法を実践したことで英語を読むスピードが格段にあがりました、し英検1級のリーディングやTOEICのリーディングで満点近くとっています。
僕だけでなく僕の受講生もリーディングが多くを占める英検の1次試験の合格率は級を問わず95%を超えています。ぜひ、今回紹介する方法を自分のものにして、英語が早く読めないという悩みを解消していきましょう。
【O】【R】
あと今回紹介する英語の読解を向上させる方法以外にも一つ意識するだけで英語の読解力を一撃で伸ばす方法も配信していくのでそういった動画をこれからも見逃したくない人は今のうちにチャンネル登録をしておいて貰えればと思います。
この動画だけでなく、他の動画も同じような構成になっている動画が多いので、ぜひ自身でも探してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
最強に売れるセールスライティングの型
- セールスライティングについて解説
- PASTORフォーミュラの解説
- 使い方(例文)
をご紹介しました。
「pastor(パスター)フォーミュラ」の型はベースは基本一緒なのですが、解釈が人によって少し変わってきてしまいます。
ですが、『誰にどんなものを届けたいか?』『誰のどんな悩みを解決したいか?』など媒体によって言葉の伝えかたが変わるだけで、根本の捉え方は同じです。
- ブログで伝えるのか?
- 店舗でお客様にお話しするのか?
- チラシやWEB広告から伝えるのか?
- YouTube動画なのか?
場所は違えど相手に寄り添うセールスといった観点では様々な場面で使えます。
ぜひ使いこなしてみてください!
どなたかの参考になったら嬉しいです!