この記事でわかること
- ネイリストのリアルな給料
- ネイリストの地域別年収
- 自宅サロンの場合の収入
- 店舗サロンの場合の収入
- 業務委託・面かしなどフリーランスの収入
- 開業・独立メリット・デメリット
- おすすめ動画
こんにちは
ネイリストの収入って一体いくらくらいなの?
独立したら稼げるの?独立の仕方は?そんな疑問に答えました。
開業・フリーランスを考えている方の疑問の解決になると嬉しいです。
【ネイルサロン開業】独立したら収入はどれくらい?3パターン紹介
そもそもネイルサロンで働く場合の収入はいくら?
ネイルサロンの給料水準は都会と地方で差があります。
実際のサロン業務で考えると
・都会は給料は高いがとにかく忙しい。
・地方は給料は低めだが、わりとゆったりと仕事ができる。
といった感じがします(もちろん場所は関係なく忙しい店・暇な店はあります)
働く場所によって給料は異なりますが、それを踏まえたうえで、ネイリストのお給料の平均を出してみました。(勤務日数は25日設定)
一般ネイリスト:年収300万ほど/月のお給料目安は25万円(手取り約20万円)
アルバイトネイリスト:時給1,000/月のお給料目安20万円(手取り20万以下)
派遣ネイリスト:時給1500/月のお給料目安30万円(手取り30万以下)
下記のサイトも参考にさせていただきましたが、リアルな給料を現役ネイリストに『アンケート』を取ったところ下記サイトよりも若干少なめのようです。
このように、ネイリストのお給料は低めと言うことがわかります。
また大手などは経験年数やスキルで『基本給+歩合』といった給料体勢をとっているサロンも多く、たくさん働けば稼げますが、体力的な問題も出てきます。
そのためか、ネイリストはいずれ開業して収入を増やしたいと思う方が多いように思います。
独立パターン1:自宅サロンで開業した場合の収入
実際に私の友人が自宅サロンを運営していますのでそれを参考にします。
メニューはサロンによって異なりますので自分が頂きたい施術料金に置き換えて計算してみてください。
平均一人:単価8,000円✖️1日にできる人数は約4人=32,000円/日
32,000/日✖️25日=800,000円(約100名)
この数字はあくまでも予約がいっぱいになったら稼げるMAXの金額です。
そして、ここから必要経費をを引くと実際の自分の収入となります。
必要経費はざっと5項目に分けられます。
- 家賃:15万
- 光熱費:売上の1〜2割
- 材料費:売上の8%
- 通信費:携帯・Wi-Fi環境
- 交通費:自宅の為0円
これらを差し引いた額が収入になりす。
例)友人サロンの場合
1ヶ月だいたい80名ほどのお客様が来店
あくまで1例に過ぎません!相場は都道府県によって異なります。
独立パターン2:店舗サロンで開業した場合の収入
比較した際分かりやすいように平均一人単価と勤務日数は自宅サロンと統一します。
平均一人:単価8,000円✖️1日にできる人数は約4人=32,000円/日
32,000/日✖️25日=800,000円(約100名)
家賃15万の店舗の場合の必要経費(条件を自宅サロンと同じにして比較)
- 家賃:15万円
- 光熱費:15,000円
- 材料費:売上の8%
- 通信費:携帯・サロン用携帯 Wi-Fi環境 (約2万円)
- 交通費:1万円
- 駐車場:25,000円
- 広告費:44,000円
こちらを差し引いた金額が収入となります。
自宅サロンと比較するため同じ売上で計算(1ヶ月80名ほどのお客様が来店とする)
あくまで1例に過ぎません!相場は都道府県によって異なります。
独立パターン3:フリーランスで独立した場合の収入(業務委託・面かし)
こちらは店舗所有者との契約で店舗の1区画を借りた場合の収入例です。
比較した際、分かりやすいように平均一人単価と勤務日数は自宅サロンと統一します。
平均一人:単価8,000円✖️1日にできる人数は約4人=32,000円/日
32,000/日✖️25日=800,000円(約100名)
フリーランスの場合の必要経費(契約内容で変わってきます)
- 家賃:業務委託(売上の40〜60%支払)面かし:(1ブース家賃制)
- 光熱費:家賃に含まれる場合が多い
- 材料費:実費なら売上の8%(家賃に含まれる場合もある)
- 通信費:Wi-Fi環境は家賃に含まれていることが多い
- 交通費:実費
こちらを差し引いた金額が収入となります。
自宅サロンと比較するため同じ売上で計算(1ヶ月80名ほどのお客様が来店とする)
1つのサロン内で業務委託契約をする際の集客方法は、サロンの方針に従います。
ホットペッパーなどの広告を使っている場合、何割か広告費として支払う場合や委託%に組み込まれている場合があります。
参考例はあくまで1例に過ぎません!家賃や経費は都道府県によって異なります。
業務委託に関しては委託業者側との契約になるので、しっかりと擦り合わせて条件に沿って、やっていけるかをきちんと検討してから契約しましょう。
こちらも、あくまで1例に過ぎません!都道府県によって相場は異なります。
面かしに関しては会社側との契約になるので、しっかりと擦り合わせて条件に沿って、やっていけるかをきちんと検討してから契約しましょう。
【開業・独立】メリット・デメリット
メリット
- 自由な働き方ができる
- 収入UPも期待できる
- リスクを抑えながら働くことができる
独立するという事は、自由な働き方ができるようになります。
勤務時間やメニュー・料金設定も自由に設定できますし、スキルや経験、実績に自信があるならば相場より高く設定しても、来店してくれるお客様は多いと思います。
ネイリストの給料の平均は年収250〜300万円くらいと言われており、決して高収入とは言えません。サロン勤務の場合、経験やスキルが高くても、それはど収入が増えないのが現実です。
また、女性が直面しやすい子育て問題(育児休暇)について、ネイル業界はまだまだ整っておりません。
出産をきっかけに一旦退職してしまう人が多い。子育てが落ち着いたら復帰しようと思っても、実際は技術力の低下や勤務形態が原因で復帰できず、まったく違う仕事(時間の融通がきくパート)などをせざる得ない場合をよく聞きます。
ネイリストの技術は何もしないと3ヶ月で0に戻ると言われてきました。
実際に体感した方のお話では、とにかく自信がなくお客様に入るのが恐怖になると聞きました。
フリーランスであれば、応援してくれる友人や家族などに施術依頼することで、少しずつ感覚を取り戻し技術レベルをUPさせていくこともできます。
自分の強みをメニュー化し、しっかり集客できれば収入の大幅UPも期待できます。
また、店舗運営については多額の初期費用が必要ですので、初めは、『業務委託』『面かし』などフリーランスで実績をつみ、自宅サロンを開業する方がリスクも少なく、集客やお金周りの経営スキルなども学べるのでおすすめです。
デメリット
フリーランスとして働く上で問題となるのは、集客や収入面です。
- 集客方法が難しい
- 収入が不安定
サロン勤務で働く場合、集客〜売上管理など経営業務は会社が行なってくれますので、技術の向上・サロンワークに集中することができます。
特に、いきなりフリーランスとして独立する場合は、知名度や信頼性も低いため、集客が非常に難しいと言えます。
もちろん、集客ができなければ収入も低くなってしまい、想像よりも稼げないという自体になります。
メリットでもお話ししたように、初めは、『業務委託』『面かし』などフリーランスで実績をつみ、自宅サロンを開業する方がリスクも少なく、集客やお金周りの経営スキルなども学べるのでやはり、この流れがおすすめです。
おすすめ動画
実際に開業されたネイリストの『お金に事情の動画』がとても参考になったので、ご紹介します。
【開業とお金の話】
【10年のブランクで開業0から1年間の売上発表】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- ネイリストのリアルな給料
- ネイリストの地域別年収
- 自宅サロンの場合の収入
- 店舗サロンの場合の収入
- 業務委託・面かしなどフリーランスの収入
- 開業・独立メリット・デメリット
- おすすめ動画
をご紹介しました。
リアルな経費や収入の参考資料に関しては、筆者の友人ネイリストや筆者の地域での相場で計算されています。
都内や高級住宅地など家賃相場の高めな地域ですと、平均一人単価も高く設定しなくては利益は出ませんので、実際は自分がどこで独立するかが1番大切になってきます。
今回の記事が参考になれば幸いです