この記事でわかること
- ネイルサロン衛生管理士とは?
- 衛生管理士が必要な理由
- 衛生管理士取得方法
- 衛生管理士取得タイミング
まだ、取得されてない方・悩んでいる方向けの記事になっています。
こんにちは
ネイルサロン衛生管理士は必要か?いつ取得すべきか?どこで取れるのか?衛生管理士についての疑問にお答えします。
独立を考えている方、いつか独立したい方、1日で取得可能の為ぜひこの機会に『ネイルサロン衛生管理士の資格』を取得を検討してみてください。
ネイルサロン衛生管理士とは?
NPO法人日本ネイリスト協会(以下JNA)が定めた「ネイルサロン衛生管理士」資格制度を言います。
■ 制度の目的
「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、サロン従事者への啓発活動を通じて、国民の健康を守る安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的として、ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に「ネイルサロン衛生管理士」資格を付与する制度です。2022年9月末日で「ネイルサロン衛生管理士」資格取得者数は、86,548名となりました。
■ 資格の付与と期限
JNA認定校で実施される講習会を受講し、確記テスト(筆記)に合格した方に本資格を付与します。
資格取得者には、認定証と資格バッジを授与します。
本資格の有効期限は取得年を含む3年目の12月末日までとし、一度の資格継続手続きを完了されると、「永続認定」(無期限に保証される資格)となります。■ 受講資格
受講資格は年齢が18歳以上の方とします。ネイルサロンでの実務経験は問いません。
こちらは1日で取得できる資格となってます。
講習・テストと4時間ほどで終了し、ほとんどの方が講習を受けるだけで取得できる内容となってます。万が一不合格でも補修を受けることで取得可能ですので、安心してください。
18歳以上以外は、誰でも受ける事ができる資格です、3年で1度更新がありますがその後、ずっと掲げられる資格となっています。
ネイルサロン衛生管理士が絶対に必要な理由5選
①お客様が安心して通える基準となる
まずはお客様がいかに安心して通えるサロンにできるかが大切です。
どんなネイリストがいるか?サロンの雰囲気・取得免許やライセンスなど必ず見られます。
あなたが初めてサロンに行くとして、考えたら自ずとわかりますね!お客様の気持ちになって考えたら、絶対に必要な資格です!
②ネイリストとして知識のレベルアップになる
資格取得の講座内容にはグリーンネイルに関する講座や消毒法・換気にいてるまで、スクールで学んだことがある人でも再度知識の再確認ができるのでオススメです。
実際私も、ネイリスト検定を取得してから、かなり時間が経っていたので講習を受けた際は、とても勉強になったのを覚えています。
③ネイルサロンとして信頼あるサロンとみなされる
この『ネイルサロン衛生管理士』は厚生労働省からも認められたれっきとした資格です。
この資格があればきちんと法律で認められた衛生管理を行なっているサロン=信頼できるサロンとみなされます。
余談ですが、
実はこの資格がまだない頃、私が勤めていたネイルサロンは業界でも最大手で、社長はこのJNAの検定項目を決めたり、コンテストなどの規約を定めたりするポジションの方でした。
当時、厚生労働省の方からネイルサロンにおいて衛生管理基準を定めるようご通達があり、私が働いていたサロンが衛生管理モデルサロンとして抜擢、いろいろな規定の検証をしていたのを思い出しました。
ただでさえ忙しいサロンなのに、やったこともない管理方法や細かい消毒法などの検証が大変だったのを思いだしました!懐かしい(笑)
④スタッフ教育としても使える
将来サロンが大きくなるとスタッフの採用も考えなくてはいけません。
その時、1つの基準になるのがこの衛生管理士の内容です。
この資格を『持っている・持っていないでも』ネイリストの意識レベルの把握もできます。
また、持っていなかった場合には、配布されたテキストで、サロン内の衛生管理や病気などの知識などの確認・社内研修にも使えます。
⑤ネイルサロンのとして品格を持てる
国から認められた資格なので、ディプロマや資格バッチなどをかか出ることで、ネイルサロンとしてきちんとしている、信頼ができる、などサロンの品格を持つことができます。
取得するおすすめタイミング
取得するタイミングですが、独立前がおすすめです。
独立するとなると、店舗探しやメニュー決め、アート見本に、開業手続き、HP作成、広告などなど本当にやるべき事が多くなります。
店舗が決まってもすぐに入れるわけでなく、今度は内装やディスプレイなど、業者を入れる場合はなおさら打ち合わせや決めることが多くなります。
そのため、資格類は出来るだけ早く取得しておく事をオススメします。
また、広告やSNS、名刺やHPなどの経歴にもいち早く記載できるのも早めに取得をオススメする理由の一つです。
受講には2パターンの受け方があります。
①JNA認定校で受講
全国のJNA認知校で開催してます。
開催場所の詳細はこちら『NPO法人日本ネイリスト協会公式サイト』より確認できます。
衛生管理JNA認定校セミナー
【講習内容】
第1部 理論講習 約180分間
第2部 確認テスト 20分間
第3部 試験問題解説・まとめ・成績発表
認定証・バッジ授与 (不合格の場合は補習受講)
※受講者には、講習当日にテキストを配布致します。
【合格基準】
確認テストは択一方式で20問出題し、合格基準は100点満点で80点以上とします。
※採点は当日、会場内にて行ない合否発表を行います。
【受講料】
一般価格:10,560円(税込)/ JNA会員価格:6,160円(税込)
※2019年10月実施分より、価格改定いたしました。
(テキスト代、認定証・バッジ交付手数料を含みます)
②オンラインで受講
コロナ禍により、対面講義のほかにZOOMによるオンライン講習が実地されました。
受講料 一般価格:10,560円(税込)/ JNA会員価格*:6,160円(税込) 上記受講料と合わせて
◆ 事前のテキスト送付料(実費)
◆ 講習会後の認定証・バッジ送付料(実費)
詳しい申し込みから資格取得の流れはこちらでご覧いただけます。
まとめ
いかがでしたか?
- ネイルサロン衛生管理士とは?
- 衛生管理士が必要な理由
- 衛生管理士取得方法
- 衛生管理士取得タイミング
をご説明しました。
これから独立を考えているネイリスト・衛生管理士ってなに?必要?と思っているネイリスト様にぜひお伝えしたい情報でした。
これからのサロンにお役立てください。